概要
以下のProduct Updateにて通知されましたSDPユーザーの新しい有効化プロセスについてご案内いたします。
Upcoming Simplified Process for Onboarding Remote Users
2024年7月14日以降、User/PasswordまたはMFAの認証方式を利用するSDPユーザー向けに簡素化された新しい有効化プロセスが展開されております。
※SSOを利用するSDPユーザーおよび有効化済みのSDPユーザーには影響ありません
旧仕様ではCMA管理者がSDPユーザーを作成した時にアクティベーションメールが送信されていました。場合によってはアクティベーション期限内にSDPユーザーを有効化できず、アクティベーションメールの再送が必要でした。
新仕様ではSDPユーザーの作成時点ではアクティベーションメールは送信されず、SDPユーザーが初めてCato Clientの接続を行ったときにアクティベーションメールを送信するように変わりました。
これにより、CMA管理者の運用負荷が下がり、SDPユーザーにとってもシームレスにCato Clientの利用を開始できるようになりました。
旧仕様 | 新仕様 |
CMA管理者がSDPユーザーを作成した時にアクティベーションメールを送信 | SDPユーザーが初めてCato Clientの接続を行ったときにアクティベーションメールを送信 |
この変更は2024年7月14日以降、各CMAアカウントに段階的に展開されております。
新仕様のUI
Cato Management Application
CMA画面の変更点としてはAccess > Directory Services > User Provisioning の[Send activation email to ~ ]オプションの2つが省略された形となります。
先の通りSDPユーザー作成時点ではパスワード設定を行うアクティベーションメールは送られなくなります。
※ウェルカムメールは今まで通りオプションとして送信することが可能です。
Cato Client
Cato Clientの変更点としてはSDPユーザーが初めてemailを入力した際にパスワード設定メールを送信する[Send email]ボタンが表示されるようになります。
こちらをクリックした後は、従来と同様にアクティベーションメールが送信され、そのリンクからパスワードを設定します。
その後、Cato Clientにemail/passwordを入力することでCato Clientの接続を行います。
参考:Cato Clientのサインインプロセス
Question
Q1.
SDPユーザーの新しい有効化プロセスがCMAアカウントに適用されているかどうかを確認するにはどうすればよいですか?
A1.
CMA画面のAccess > Directory Services > User Provisioning をご確認ください。
[Send activation email to ~ ]オプションの2つが表示されていなければ、新しい有効化プロセスが適用されています。
Q2.
管理者によるアクティベーションメールの送信機能は今後も利用できますか?
A2.
はい。利用可能です。
管理者によるアクティベーションメールの再送機能([Resend activation email])は引き続きご利用いただけます。
Q3.
既存のSDPユーザーに影響はありますか?
A3.
いいえ。影響ありません。
本アップデートはUser/PasswordまたはMFAの認証方式を利用する新規のSDPユーザーを対象としております。有効化済みのSDPユーザーおよびSSOを利用するSDPユーザーには影響ありません
以上、SDPユーザーの新しい有効化プロセスのご紹介でした。
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