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​導入事例 vol.04  株式会社良品計画

新規出店におけるネットワーク導入コスト
​国内だけでも数憶円の削減を実現!

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良品計画は、「無印良品(MUJI)」の企画開発、商品調達、流通・販売に至る製造小売業を中心にグローバル展開する企業で、日本国内では無印良品として、海外ではMUJIとして知られています。1980年に誕生した「無印良品(MUJI)」は、「社会や人の役に立つこと」を根本方針と、「人と自然とモノの望ましい関係と心豊かな人間社会」を考えた商品、サービス、店舗、活動を通じて「感じ良い暮らしと社会」の実現に貢献することを企業理念としています。

社名:

株式会社良品計画

設立:

1989年

事業内容:

「無印良品」を中心とした専門店事業の運営/商品企画/開発/製造/卸しおよび販売

社員数:

24,642 名(臨時従業員等12,571 名を含む/良品計画グループ)※2024 年8 月期

拠点:

国内・海外計:1,364 店舗

導入前の課題と背景

株式会社良品計画(以下、良品計画)は、地域密着(個店経営と土着化)事業モデルを掲げ、年純増で日本国内100店舗という展開スピードへの対応と、中国大陸50店舗を含む国外20ヶ国、225拠点へのグローバル展開において顕在化しているコーポレートリスクを抜本的に解消するため、GlobalDots社と共にサービス基盤の刷新を行なった。

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株式会社良品計画
株式会社良品計画 IT サービス部 部長 立花 勇太 氏

導入前の課題

  • ビジネスに必要なITインフラの品質やサービスレベルの定義がされておらず、必要な品質・コスト・納期 (QCD) の確保が困難に

  • 国内外のグループ全体でセキュリティポリシーが統一されておらず、またコストの全体最適化がされていなかった

導入後の効果

  • ネットワーク・セキュリティが可視化、リスクが制御されたことで、インシデント発生のリスクが軽減

  • 新規出店におけるネットワーク導入イニシャルコストを40%削減、ランニングコストを25%削減。国内だけでも数億円のコスト削減を実現

導入後のイメージ
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インタビュー内容のご紹介

Cato Cloud導入前の課題と背景

従来の良品計画は、各国毎にネットワーク・セキュリティの製品を選定、運営しており、日本国内ではポイントソリューションの組み合わせによって、仕組みが複雑となり、必要な品質・コスト・納期 (QCD) が確保できない状況に陥っていた。具体的には、次の2つの課題を解消する必要があった。1つ目は、新規出店数の年純増100店舗への拡大で、ネットワークのQCDは大幅な改善が必要だった。これまでは、ネットワークの品質を監視・改善するといった仕組みがなく、障害発生から復旧に至るスピードや安定した品質の確保が課題だった。2つ目は、国内外グループ全体でのセキュリティ対策のばらつきで、「リスクマネジメント体制の確立」が急務だった。この課題に対して、国内外の店舗、事業・物流拠点、データセンター、リモートユーザを対象に、SASEのマーケットリーダーであるCato Cloudの導入を決め、2022年から国内ネットワーク更改に着手した。

Cato Cloudを選択した理由

良品計画は、ネットワーク・セキュリティの変革を進める上で、この領域に精通し、かつ高い技術力・専門知識を備えた新たなビジネスパートナーを探していた。経験豊富なエンジニアとアーキテクトで構成されるGlobalDotsは、既存の製品ラインナップからの提案だけではなく、ユーザーのビジネスによりフィットした、新しい優れたソリューションを積極的にマーケットから探して評価、導入、サポートしてくれた。このアプローチにより、 GlobalDotsは良品計画のビジネスにとって理想的なソリューションを導き出すことができた。総じて、GlobalDotsと一緒にプロジェクトを推進できたことを良かったと思っている。

Cato Cloud導入後の効果

革新的なクラウドベースの
ネットワーク・セキュリティ

良品計画のビジネスの将来を見据えながらIT部門と緊密に連携し、GlobalDotsは最適なソリューションを提供。国内ネットワーク・セキュリティの変革を短期間で実現した。

Cato セキュア アクセス サービス エッジ
(SASE)を導入

Cato Cloudは、SD-WAN、クラウドネットワーク、セキュリティサービスエッジ (SSE) 機能を統合し、一元化されたクラウドネイティブサービスで、中国を含む世界中のすべての場所がインターネット経由で単一のプラットフォームに接続できるようになっている。各サイトはプライベートクラウドネットワークに接続するSD-WANデバイスを使用するだけで、次のことを実現した。

スケーラビリティの向上 :
Cato Cloudは、ゼロタッチおよびセルフサービスプロビジョニングを前提としており、安定したインターネット環境があれば世界中のどこにいてもユーザと拠点を数分でオンボーディングできる。これにより、同社のネットワークはシンプルになり、かつ拡張も容易になった。また、サービスインフラストラクチャの中断から迅速に自動回復し、突然のトラフィック急増や地理的フットプリントの増加に迅速に対応できる。

網羅的なセキュリティ監視の実現:
Cato Cloudは、新たな脅威に対して最適なセキュリティ体制を自動的に維持。また、ネットワーク・セキュリティの状況を点ではなく線で捉えることで、インシデント対応や予防的な措置を極めて効率的に実施することが可能となった。

各種サービスの品質の可視化:
Cato Cloudは、ネットワーク・セキュリティの仕組みを提供するだけではなく、インターネット回線を含むサービス品質のモニタリングも可能。

シンプルなサービス運用の実現 :
Cato Cloudは、単一のクラウドベースのソリューションを通じて、ITネットワークとサイバーセキュリティを管理するために必要なものすべてを同社に提供した。

同社理念との共存:
Cato Socketは、Cato Cloudプラットフォームへ接続するための仕組みで、ハードウェアアプライアンスとAWS、Azure、VMware環境に対応した仮想アプライアンスの両方が提供されている。 Cato Socketハードウェアアプライアンスは、100%再利用可能となっている。良品計画は創業当初からESGの思想を具現化すべく、製品・資源の再利用を前提としており、この理念とCATO Networksの理念は合致している。

2030年ビジョンを支えるITインフラの
変革を確信

GlobalDotsの支援により、良品計画は、新しいネットワーク・セキュリティの仕組みを国内店舗・オフィス・物流センター・データセンターを含む日本全国500ヶ所以上への導入を完了させた。また、国外20ヶ国、225拠点への展開も開始しており、これは2027年までに導入を完了させる予定である。リモートワーク環境にあたるCatoクライアントは、国内で約2,500ユーザに適用されており、今後国内外で年純増700ユーザ以上拡大する見通しである。

インシデント対応の改善:
従前のネットワークにおける問題検知はユーザ申告が前提で、問題検知から解決へのアクションに至るまで数時間を要していた。Cato Cloud導入後はネットワークがリアルタイムで可視化されたことで、従来で数時間かかった時間は数分から数十分程度に短縮された。時間短縮は店舗運営やお客様影響だけではなく、購買機会損失の軽減にも繋がっている

より強力なリスク管理:
ネットワーク・セキュリティが可視化されたことで、管理者はリスク行動や運用上の課題を検出し、問題となる前に対処できるようになった。

コスト削減:
新規出店におけるネットワーク導入イニシャルコストを40%削減、ランニングを25% 削減し、シンプルな仕組みへの移行・合理化で国内だけでも数億円のコスト削減が見込まれている。

株式会社良品計画 ITサービス部 部長 立花 勇太氏は『GlobalDotsのクラウドソリューションにおける高度な専門知識は、真のプロフェッショナル集団だからこそ成しえる姿だと思う。彼らは技術的能力が卓越しているだけではなく、高い洞察力があるからこそ、ビジネスにとって何が最適なのか、現在だけではなく未来も見据えることができる。だからこそ、当社は確実な成果を得ることができた。GlobalDotsは私たちにとって本当に強力なビジネスパートナーです。』 と語った。

最終的に、GlobalDotsチームが選択したCatoソリューションにより、同社の事業課題は解消に進んでいる。また、CATONetworks社との緊密な関係により、100を超える新機能をリクエストし採用され、当社のサイバーセキュリティとIT運用全般における継続的な改善に役立った。

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